ハワイに伝わる伝統的なクリーニングメソッド『ホ・オポノポノ』
「ごめんなさい」「許してください」
「愛しています」「ありがとう」
この4つの言葉を唱えるだけで、
現実で起きているさまざまな問題が解消され
人生が好転するというメソッドです。
ただ、一部ではホ・オポノポノを安易に行うことの危険性も
指摘されているようなのです。
確かに”記憶をクリーニングする”ということは
潜在意識に働きかけることなので、ちょっと怖いですよね。
ホ・オポノポノがなぜ危険と言われているのかについて調べてみました。
ホ・オポノポノ危険性は? ホ・オポノポノって何?
『ホ・オポノポノ』とはハワイの伝統的問題解決技法のことを言います。
古くからハワイの少数民族に伝わる、伝統的な問題解決メソッドで、
誰かが問題を起こした時、その人に関わる全ての人が参加して、
その問題の原因を癒す、というのが『ホ・オポノポノ』になります。
『ホ・オポノポノ』は全ての原因は自分の中にあるという考え方であり、
自分の中にある”記憶”をクリーニング(消去)
することによって現実に現れている問題を解消するという方法です。
私たちはそれぞれ、自分たちが持っている『記憶』という
フィルターを通して現実を映し出していますが、
その映し出されている不快な記憶を
「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」「ありがとう」
この4つの言葉によって消去するというメソッドになります。
映し出されている現実は、全て自分の中の記憶が目の前に現れているため、
たとえ自分に関係のないと思うようなことでも
その原因は全て自分自身の中にあり、
自分自身をクリーニングすることによって、現実は変わると言うことです。
ホ・オポノポノ危険性は? なぜ危険性があると言われているのか
実際にこの4つの言葉を唱えて、うつ病が治った、
アレルギー体質が治った、家族が穏やかになった、
愛犬が吠えなくったなど、たくさんの素晴らしい体験談も報告されているのですが、
それなのに、なぜ「ホ・オポノポノ」が危険と言われているのでしょうか。
その危険性について1つ1つ見ていきたいと思います。
ホ・オポノポノ危険性 ホ・オポノポノは完全なメソッドではない
実はホ・オポノポノは、ハワイに伝統的に伝わる
『フナの教え』の中の1部分なのです。
そもそもフナの教えの浄化メソッドは12のステップからなり、
その6番目にあたるのが「ホ・オポノポノ」です。
ですので、「ホ・オポノポノ」自体はメソッドとしては不完全で、
4つの言葉だけでは不十分なのです。
ホ・オポノポノ危険性 潜在意識にネガティブなイメージを植え付けてしまう
ホ・オポノポノの4つのフレーズ、
「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」「ありがとう」
この4つの言葉のうち
とくに「ごめんなさい」「許してください」を
ひっきりなしに唱えるやり方は、
潜在意識にネガティブなプログラミングをすることが、
この8年間の研究で明らかになっているらしいのです。
ですので、4つの言葉を安易に繰り返す方法は
自己肯定感を下げ、自分の中に否定的なイメージを植え付けてしまう危険性があり、
人生を好転させようと唱えているはずが、逆効果になっている場合があります。
ホ・オポノポノ危険性 初期段階で現れる頭痛や倦怠感
ホ・オポノポノは潜在意識に大きな変化をもたらすので、
人によっては頭痛や倦怠感などの、体調不良を感じるようです。
この症状は初期に現れる好転反応と呼ばれる症状で、
いずれも軽症で済むようです。
体に溜まった負のエネルギーが、外に排出される時に起きる一過性の反応ですので、
深く心配する必要のない症状だそう。
ただ、長く続くようであればやり方が間違っている可能性があります。
潜在意識に繋がったメソッドは、間違ったやり方で行うと危険ですので、
その場合は中止してください。
経験をしたことがないような、何とも言えない頭痛と吐き気で、
死にそうになったという方もいるようです。
ホ・オポノポノ危険性は? そもそも言葉が違う
ホ・オポノポノの元になるフナの教えは、
ハワイの伝統的な浄化の祈りとお伝えしましたが、
当然ですが、ハワイの言語で行われていました。
使用されているハワイ言語の4つの言葉を英語
そして日本語に翻訳した形が現在多く知られている言葉です。
・Kalamai (カラマイ)→ I’m sorry(ごめんなさい)
・Mihi (ミヒ)→ Forgive me(許してください)
・Mahalo(マハロ)→ Thank you(ありがとう)
・Aloha(アロハ)→ I love you(愛しています)引用元:みあんご!鎌倉と宮古島の占い師さんブログ
ただ、「カラマイ」と「ミヒ」の本来の意味が
ごめんなさい、許してくださいという翻訳とは違うニュアンスの意味らしいのです。
「カラマイ」と「ミヒ」の本来の意味は、
Kalamai (カラマイ)は、
・私に光りを与えてください
・まずは光を見せてください
・太陽よ来てくださいMihi (ミヒ)は、
・認める
・聞き入れる
・受けとめる引用元:みあんご!鎌倉と宮古島の占い師さんブログ
この意味をみると、「ごめんなさい」「許してください」
と訳すのは違うような気がしますね。
ホ・オポノポノ危険性は? 私が実際行ってみた感想
私も実際に3ヶ月間、1日10分寝る前に動画を見ながら
ホ・オポノポノの4つの言葉を唱えることを行なってみました!
この時、危険性については知らなかったので、
素直に4つの言葉を実践したわけですが、
私の場合、初期に出る可能性があるという好転反応は全く起きませんでした。
そして、「ごめんなさい」「許してください」を唱える続けることでの
弊害についても期間も2、3ヶ月、しかも唱える時間が10分と短時間だったせいか、
全く感じませんでした。
じゃあ、実際行ってみてどうだったかというと、
お金に対するネガティブイメージが確実に減りました。
私の場合、お金を使ったり、貯金額減ったりすると
「お金が減った」というネガティブな思考が結構根強くあったのですが、
3ヶ月お金にフォーカスしてホ・ポノポノを行った結果、
お金は豊かさとの交換。残高が減ってもお金が減ったことにはならない。
という概念に変わったのです。
私が実際に行ってみて危険性を感じたかどうかというと
危険性は全く感じませんでした。
多くの方が自分にとって嫌な現実が良い現実に変わったように、
私自身も、ネガティブな思考がポジティブな思考に変わり、
思考に対してとてもいい効果があった。
これが実際私が体験して感じたことになります。
ホ・オポノポノ危険性は? 結論・まとめ
今回はホ・オポノポノの危険性について、そして
実際私が行ってみての体験談をご紹介しました。
私自身は危険性は感じなかったのですが、
人によっては「ごめんなさい」「許してください」
この2つのフレーズは研究でも明らかになっている通り、
自分自身に対するネガティブイメージを助長させてしまうことになると思います。
ヒューレン博士は『ありがとう』と『愛しています』は
他の2つの言葉の意味を含み、
さらに『愛しています』は『ありがとう』を包括していると言っています。
2つの言葉の意味を含むというのは、英語、日本語に訳された
『ごめんなさい』『許してください』ではなく
本来のハワイ語、私に光を与えてくださいという意味のKalamai (カラマイ)
認める、聞き入れる、受けとめるという意味のMihi (ミヒ)
この言葉を指すはずです。
『ありがとう』『愛しています』の2つのフレーズ
もしくは『愛しています』のフレーズのみで行うことで、
安全に記憶のクリーニングを行えるのではないかと思いました。
最後までお読みいただいありがとうございました!
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